2012年度 第1回 中間報告会 グループ1 議事録

2015-04-16

「20代の若者に向けた海外旅行企画」名学大 Casa

★議事録★
本研究では若者の旅行離れという現状を解決すべく20代若者に向けた新たな旅行企画の提案を最終的目標として研究を進めていく。
データによると2000年から2010年にかけて、20代の出国者数推移は他の世代に比べて大幅に減少している。その一方20代の男女には海外旅行に興味があるというアンケート結果から、若者には潜在的な海外旅行のニーズが存在しているのではないかと考えられる。
2008年の20代の海外旅行阻害要因のアンケートでは、海外旅行の料金が高いことやパスポートの取得が面倒だということがあげられている。今後の方向性としてこの阻害要因が現在の若者に当てはまるのかどうかを、学内・学外に向けたアンケートで検証していく。

★質疑応答★
Q:ツーリズム産業とは何か?
A:(土産産業、航空、テーマパーク、ホテル、イベント・コンベンション、乗り物を含んだ)旅行業界をとりまく産業のこと。

Q:2000年から2010年の10年間の出国者数推移を、2008年の20代男女別海外旅行阻害要因で考えていいのか?
A:学内・学外のアンケートで検証していきたい。

Q:年齢別・年代別出国者数のグラフは、旅行だけでなく留学やビジネス目的も含まれているのではないか?
A:含まれています。これから考えていきます。

Q:本研究の目的は、「若者の海外旅行離れの原因の追究」か「海外旅行企画」のどちらか?
A:20代への海外旅行企画の提案です。

Q:上記の質問で海外旅行企画の提案ということですが、阻害要因のアンケートでは「料金が高い」ということが挙げられていますが、だとすると解決策としては価格競争になってしまいませんか?
A:私たちは若者の潜在的ニーズを見つけて、それを満たすような企画を考えていきたいです。

★感想★
一番手の発表にもかかわらず、とても落ち着いていて聞き取りやすい発表でした。
年齢別の海外出国の目的(旅行、留学、ビジネスなど)が明確だともっと説得力のある研究動機につながるとおもいました。
今後に期待しています。

「カスタマイズの研究」名城大 マチルダ・ハヤシ

★議事録★
今日、大量生産によりモノが簡単に手に入るようになり、それに合わせてモノの同質化、低価格化が進んでいる。しかしそんな中自分のこだわりがあるものなら多少高額でも購入するという消費者は少なくない。マチルダ・ハヤシはそこをターゲットに設定し、顧客一人一人のニーズにあわせて異なったアプローチを行おうという“One to Oneマーケティング”と呼ばれるマーケティングコンセプトをもとにした「カスタマイズ」という分野に着目した。カスタマイズは、1からすべて顧客ニーズを取り入れ作り上げる「オーダーメイド」、それを大量生産、低コストで実現しようという「マス・カスタマイゼーション」の二つに分けられるが、今回は後者を重点的に研究した。「マス・カスタマイゼーション」は2つに分けられ、“NIKE ID”のようにベースの型に複数のパーツを組み合わせるコンビネーションメイド、スターバックスのように標準品に+αで自由にトッピングができるプラスメイドがある。さらに消費者のカスタマイズのニーズを把握することにより、的確にニーズに対応でき、カスタムのレベルによって価格のバリエーションができるようになる。
これからは、カスタマイズの既存研究を調査し、消費者、企業におけるカスタマイズの認識や、商品、サービスのコストについて研究していく。

感想として、今回の発表では消費者が他の製品と差別化されたカスタマイズの商品を選んで買うというデータが示されていた。それを受け、消費者は安いが普通の製品を選ばず、なぜカスタマイズされた製品を選んでしまうのか、消費者は製品一つに何を求めているのか等を研究すると面白いと思った。

★質疑応答★
Q:カスタマイズの例としてあがっているナイキのIDの値段は?
A:物にもよるが3万円程度
Q:最終目標としていることは何か、研究を行うことによって何かする予定はないのか?
A:カスタマイズの研究を行っている事例はなく、さまざまな例を報告していくことに価値があると考える。
Q:スライドにあるグラフが色が似ており、読みにくいので今すぐ改善して欲しい
A;改善しました。

「若者にもっと車を!!」愛知学院 ゆとり世代

★研究概要★
今回の発表は、若者の車離れについて研究理由を述べてから、車離れの問題点・原因を挙げ、最後に今後の予定という構成で行われていた。
愛知県は日本一のものづくりの県であり、そんな愛知県の地場産業といえば車であると思ったことをきっかけに研究を始めた。
まず、車離れの定義として「若年層において車の所有率・使用頻度が低下していること」ということが述べられていた。ここで言う若年層とは、20代~30代のことである。
次に車離れがなぜ問題なのかということで、損害保険会社や自動車教習所、自動車メーカーなど様々な視点からの問題点を挙げていた。そして車離れの主な原因として収入の減少や趣味の多様化、公共交通機関の発展などをあげ、それぞれの原因についてグラフなどを用いて詳しく説明がされていた。
今後の予定では日本の自動車メーカーの現状と対策の調査、自分たちが考えるプラン設定を重点に置き、活動を進めていくようだ。

★質疑応答★
Q:車離れの現状は分かったが、プランを考える上で現状だけ知っていてもダメ。なにかプランはあるか?
A:これからのプランは車の使用率低下が目立つので、それらを含めた若者へ向けたプランを考えていきたい。
Q:ガソリン代が高くなったり地下鉄も充実している今、車を使用してもらうのは厳しいのでは?
A:確かにガソリンの値上げは問題である。だが地下鉄は乗る人と乗らない人で相違があると考えている。
Q:現在エコが取り上げられているが、どう考えているか?また開発も考えているのか?
A:エコカーなど車によってプランを考えていきたい。開発は考えていない。
Q:20~30代の人がほとんど車を購入しているように感じる。40代とかはもっと購入が少ないのか?
A:調査不足のため次回までに調べておきたい。

★感想★
・落ち着いて発表ができており、とても分かりやすかったです。
・研究価値を明確に記載すれば、もっといいテーマになると思います。
 次回も期待しています。

「名古屋めしを普及させるには?」愛大 team chopstick//

愛知大学為廣ゼミナールのteam chopstick//による「名古屋めしを普及させるには?」という発表の議事録です。
このチームが扱うテーマは、大学生をターゲットとした、名古屋めしの普及についてのマーケティングです。本研究の目的は、普段名古屋めしを食べる機会が少ない我々名古屋を地元とする人たちの名古屋めしに対する愛着を高める方法を提示すること、飲食店の売り上げ増加、地域活性化の方法を明らかにすることである。

このチームが着目した点は、ESCAを利用することにより名古屋めしの展開を広げることである。また、新幹線利用客がターゲットのプロモーションを、若者(大学生)向けのプロモーションとしていき、アンケート調査などにより名古屋めしのプロモーション活動を行っていく予定である。

★質疑応答★
Q.愛着の度合いは?
A. 沢山足を運んでいただく(実際に食べて)
Q.なじみがなければ、研究価値があるのか?
A.ある

★アドバイス&感想★
・資料が見やすい
・プロモーションが大学生だけでいいのか?
・ESCAは本当に身近なのか?
・うどんではない地域めしの成功例を出したほうがいいのではないか?

「プロ野球マーケティング」愛知学院 ノリチカ

愛知学院大学青木ゼミ、ノリチカによる「プロ野球マーケティング」の発表について。
今回の発表は、研究目的、プロ野球・中日ドラゴンズ・ナゴヤドームの説明、現状分析、ターゲットの設定や仮説、問題点と今後の研究について という構成であった。

★議事録★
ナゴヤドームの観客動員数を増加させることが研究目的である。そのきっかけとして、自分たちはプロ野球が好きなのに実際に球場へ足を運ぶことは少なく、球場に空席が目立つことに疑問を感じたことが挙げられる。次に、プロ野球・中日ドラゴンズ・ナゴヤドームについてどのようなものかの説明があり、現状分析ではナゴヤドームの平日のナイトゲーム(18時~)では空席が目立つことや中日ドラゴンズの客数動員率の低下を示したグラフを提示した。そこで、客数動員率低下を防ぐためにどこにターゲット設定をするのか、ファンをどのようにセグメントするのかを述べた。そして、ファンの定義を「特定の球団が好きだと自覚し、その球団や選手を応援する人」とした。ターゲットの設定では中日ファンのみとし、ファンのセグメント化では優良ファン(1シーズンに6回以上来場)、一般ファン(1シーズンに2~5回来場)、エントリーファン(1シーズンに0~1回来場)と設定した。そこから、1人のファンに10回球場に来てもらうより、10人の一般ファンもしくはエントリーファンに1回ずつ来てもらう方が現実的だと考え、伸びしろのある一般ファンとエントリーファンの来場回数を増やすことを仮説とした。仮説に対する問題点として、球場の座席の価格や位置について考慮されていないことを挙げた。最後に、今後の研究について、仮説実現のためターゲットに対しアンケートやヒアリングを行い、来場数増加のための施策を見つけることとした。

★質疑応答★
Q.仮説が仮説になっていないのでは?
A.今回は無理に仮説を立てたので、今後きちんと考えていきます。

Q.ナゴヤドームへ取材に行きますか?
A.行きます。

★感想★
発表が聞き取りやすかった。
仮説をさらに具体化することでより良い発表になると思った。

「市田柿を名古屋の若者に売るには」愛大 ネピネピ

 このチームの研究テーマは「市田柿を名古屋の若者に売るには」です。南信州広域連合からの依頼を受け、若者に対する市田柿の販売戦略を考えるという内容です。
 彼らが市田柿の現状を確認したところ、特許庁にブランド登録されていることが分かりました。しかし、ブランドの定義は「マーク、デザイン、名前を認知することによって、商品の知覚品質を抱く(主観的に商品の品質を感じる)ことができ、ほかの商品と識別できるもの」であることから、彼らは「市田柿は若者にとってはブランドではない」と指摘しました。なぜなら、彼ら自身が市田柿を知らなかったからです。これらの現状を踏まえて、市田柿をブランドとして捉えてもらえるような戦略を考えていくとしています。
 今後の予定として、市田柿の情報収集をし、名古屋の若者に対する市田柿の認知状況、若者の特性などを調査したうえでターゲットとコンセプトの確定し、市田柿をブランドとして捉えてもらえるような戦略を考えていくとしています。

◆質疑応答
  Q 柿自体が若者になじみがないのでは?
  A 市田柿を革新的なものとして認知してもらえるようにしたい。

  Q ターゲットは名古屋の若者に絞るのか?
  A 名古屋の若者の中でもさらにセグメント化する。

◆感想
 ここまでの研究内容が分かりやすくまとまっており、プレゼンテーションのクオリティも高いと感じました。内容に関しては、干し柿のイメージを一掃して市田柿をブランドにするのは容易ではないと思いました。今後の研究がどのようになるのかとても楽しみです。