2012年度 第1回 中間報告会 グループ2 議事録

2015-04-16

「南信州産きのこの販売を促進するためには?」愛大 あぐり

★ストーリー概要★
 今回の発表は、南信州のきのこがどのようなものであるかをデータや写真を出して発表するほか、この研究の目的や価値についても発表していた。
 全国で最もきのこ類を出荷している長野県の中でも、南信州はきのこの施設農業がさかんである。国内のきのこの販売価格は大手企業の参入から競争が激化し、下落しているという現状があり、これ以上価格競争が激化していくと生産者の経営悪化が考えられることから、マーケティングの必要性を見出した。
 この研究の価値は、低価格競争からの転換のための新たなマーケティング戦略の提案であり、これにより農家の収益の向上、南信州ブランドの確立といった目的が達成されると考えている。
 今後は、現地調査や競合製品の調査、南信州産のきのこの新たな魅力を発見していくようだ。


★感想★
・最初にきのこの生産地を質問形式にするなど、聞き手を巻き込んだプレゼンをしていたのがよかった。
・後半は手元を見ていることが多かったので、もう少し全体を見渡してプレゼンしたほうがよいと思った。
・自分たちの主張はあまりなかったように思えた。
・動機が弱かったので、もう少し自分たちの興味などをしっかり表現できるといいと思った。
・4P分析をなぜしたのかも説明できるとよかった。
・きのこをどこで販売するのかも考えたほうがいいと思った。
・南信州ブランドの確立はどこで行うのか、何を持ってブランドが確立したといえるのかなどを詳しく説明できるといいと思った。今後に期待したい。


★質疑・応答★
Q.実際のきのこの消費量はどれくらい?
A.南信州広域連合からデータをもらう約束をしているので、データ待ちです。

Q.消費者のニーズがわからなければ、戦略が立てられないのでは?
A.今後、アンケートによってニーズを探る予定です。

Q.南信州ブランドを強化して高価格できのこを売りたいということですか?
A.そうです。

Q.外国産のきのこの脅威はないのですか?
A.多少はあるが、国内産のほうが強いので問題ないです。

Q.4P分析のProductのところで「品質の差がわかりにくい」とあるが、ここでいう品質の差とはなんですか?
A.研究中です。

Q.買い物をする主婦(消費者)の南信州産きのこに対する認知が低いのですか?
A.主婦たちは、きのこをきのことしか認知していないので、「南信州産のきのこ」として認知して南信州産きのこを買ってほしいと考えている。

Q.南信州産のきのこの存在を広げるために農家がやっていることは?
A.アンテナショップを出している。

Q.現在、「南信州産」として売られているのか?
A.パッケージの産地表示には記されている。

「第5のマスメディア~フリーペーパーのこれから」名学大 Trip to somewhere

★研究概要★
本研究では、まず、研究動機と研究価値を挙げてから、フリーペーパーの定義や説明をし、最後に今後の研究について述べられていた。

現在、多くのフリーペーパーが発刊されており、ほとんどの人がその存在を認知している。しかし、認知している人が多い一方で、実際に手に取って利用する人は少ないという現実がある。このことを研究の動機としており、フリーペーパーを提供する送り手と受け手の間に発生する認知と利用度のギャップを埋めることを研究価値としていた。

フリーペーパーの媒体構成比が雑誌を上回ったことや、Web媒体との連動が進んでいることを挙げ、今後の研究でフリーペーパーの戦略とは何か、インターネット媒体との関わりなどから、フリーペーパーを利用してもらう工夫の提案を行い、送り手と受け手のギャップの解消を考えていくということだった。

★感想★
・研究の内容が簡潔に分かりやすくまとめられていたと感じた。
・グラフなどのデータの詳細をもう少し詳しく説明すると、分かりやすいと感じた。
・フリーペーパーの利用度の少なさを証明する根拠が弱いと感じた。

★質疑応答★
Q,2010年にフリーペーパーの媒体構成比が雑誌を上回ったとあるが、最初に述べたフリーペーパーが浸透していないという現状に矛盾するのではないか?
A、媒体構成比は、媒体にどれだけ広告費を使っているかというものなので、矛盾はしていない。

Q,ネット媒体の連動の具体例は?
A,Hot Pepper

Q,フリーペーパーの認知を目的とするのか?利用で進めるのか?
A,手に取って、利用してもらうことを目的とする。

「インターネットマーケティングが消費者心理に及ぼす効果」愛知淑徳 G&T

愛知淑徳大学大塚ゼミナールのG&Tの「インターネットマーケティングが消費者心理に及ぼす効果」という発表の議事録。今回の研究価値は「消費者がネット広告に触れる機会が増えている」と、「研究に新規性がある」の2つにまとめている。従来の口コミの掲示板やネットコミュニティではなく、現在のいろいろなところに情報が行き渡るmixiやfacebookなどのネット広告が拡散型ネット口コミを起こす条件と効果について注目した。研究手順としては、まず1日のメディア別接触時間と国内のスマートフォン所有者の増加をグラフで表し、次に情報探索のプロセスや意見形成のプロセスを表していた。今後の研究の焦点としてネット広告が拡散型のネット口コミを起こす条件と効果についてより詳しく明らかにしていくとしていた。

今回の発表を聞いた私たちの感想は、難しい言葉が多くてわかりにくかったという意見があったので、それをレジュメに入れて説明すればより発表がスムーズにいくと感じた。今後の研究の焦点についてもう少し具体的に説明してもらうとよいと感じた。

「三輪畳店を救え!」愛知学院 三輪畳店

★ストーリー概要★
この発表は衰退している畳業界の復活を目指していく研究である。
畳業界が衰退した理由は、畳表の生産者戸数の減少と、中国産の畳が増えてきたことにある。
今住んでる家に畳があるかどうかというアンケートもとっており、畳がある家は1/4にとどまっている。また、畳のライバルとしてフローリングをあげていた。
衰退してきて、復活に向かっている業界の例として日本酒業界をあげ、ファミリーマートが開発した「粋」というブランドも紹介していた。

★感想★
声も大きく聞こえやすくて、内容にも入っていける発表であった。「粋」が本当に売れているかのデータがあればよかった。

★質疑応答★
Q、畳自体を増やしたいのか、国産の畳を増やしたいのか?
A、良質な畳を増やしたいが、中国産はあまり質がよくない。

Q、日本酒の例のように三輪畳店の畳をブランド化したいのか?
A、業界の向上とともに三輪畳店も救いたいので今後考えていく。

Q、アンケートで住んでいる家に畳があると答えた人の畳の部屋はどんな状況か?
A、アンケートはとったがまだ集計はしていない。

Q、畳のライバルとしてフローリング以外には考えているのか?
A、絨毯、ござは今後検討していく。

「人は恐怖製品に何を求めるのか?」愛大 ふわふわ

★研究概要★
人は本来自ら恐怖は求めません。心理学的にみても「恐怖=回避行動を起こす」にも関わらず、恐怖製品(ホラー映画など)は多くの人気があります。その矛盾点に注目し、「恐怖」として新たな方向から求められる「恐怖」を探る。ということでした。

★感想★
・はじめの「学校の近くにあった墓地、怖かったですよね」という内容から場の雰囲気をなじませて発表していたのがよかったです。
・ストーリーは明確でそれを詳しく説明する形で進められていました。
・データなどもしっかりしており、説得力のある発表だったと思います。

★質疑応答★
Q 製品ごとに「恐怖」の種類は違うのではないか。製品ごとに分けてみていくのか。
A プロセスは違えど行きつく先は違うのではという仮説を立てている。その過程を見ていこうと考えている。

Q 私は恐怖に対して何も求めない。チームの方は何を求めるのか。
A 怖いという感情を求めるが、心理学的に見た怖いとは回避のことでそこに矛盾点があるため、求められる「恐怖」とは何なのか、そこを探っていきたい。

Q 例えばジェットコースターに乗る人は恐怖ではなくわくわく感を感じているので、恐怖とは言えないのではないか。
A 恐怖がわくわくに変わる疑問を「恐怖」として定義して調べていきたい。

Q 恐怖に何を求めるのか調べがついたら、その先に何かを提案したりしていくのか。
A 今のところ提案の予定はない。

「新しい接客マーケティング」名学大 オラクル〜ちょっと遅く来る

新しい接客マーケティングこの研究の目的は新しい店員の定義を作り、それを活かした新たな接客マーケティングを提案することでした。現状の問題点としては、店員=「売る人」という認識でしかないということでした。実際には店員は商品を売るだけではなく、消費者に充実感や満足感与えたり、逆に消費者から見た店員は煩わしさや不信感を感じたりする存在でもあると主張していました。また、店員は企業にとって唯一消費者と関わることができる存在であるため、店員の定義を改めて明確化し、新たな接客マーケティングに活かすことを目的とした研究でした。

★質疑応答について★
Q:新しい店員の定義をどのようにマーケティングに生かすか
A:定義を決めてから考える

Q:業種は限定するか
A:まだ絞っていないが、今後絞って行く

他に、アドバイスとして・店員の認識だけでなく消費者側の認識もいるのではないか・100均や高級なお店では店員の扱い方が違うのではないか・店員=商品をうる人、という認識は本当かプレゼンについては、◯◯◯ではないでしょうか、と聞き手に共感してもらえるように語りるような工夫をしていたので内容がスムーズに聞けました。私たちもアルバイトなどで店員の立場になることがあるので、とても興味深い内容でした。今後どうなっていくのかが楽しみです。

「より高く売る」名城大学 USA

本研究では、サービスをいかに高く売り薄利多売の時代からの脱却をテーマとしている。
サービスに着目した理由としては、商品の低価格での差別化、付加価値による高価格での差別化については既存研究があり、サービスについては述べられていないためである。
薄利多売の例としては、百円均一のセリアや牛丼業界を挙げ安く多く売ろうとしている業界が増加し、業界の平均価格が低下していることを示している。
このような現状になっているのは、消費者が安さを求めているからである。
その例として、価格.comで商品を比較し購入することや、経済的なものを百円均一で購入を行うことを挙げている。
前者の消費者を徹底探索消費と分類している。
一方、付加価値を求める人、利便性を重視する人がいることを挙げ、より高く売る余地があることを示している。
今後の研究の方向性としては、①売れている高価格商品の更なるパターンの分析②顧客のニーズを把握しターゲットの選定 を行うことを挙げている。

☆質問☆
①高価格商品の定義は?>A.業界の平均価格より高い商品のことです。
②ターゲット以外にどのように高価格商品を提供するのか?
>A.今後高価格商品がどのようなパターンで出されているのか、それを
分析することで見いだしていきたいと思います。