2012年度 第1回 中間報告会 グループ5 議事録

2015-04-16

「PBのインパクト」名城大 GM-STYLE

★研究内容★
 まずPBとNBについての説明がありました。それから景気後退にとりPB商品の注目がUPしているという背景があり、PBの現状を小売店とメーカーと消費者の視点から説明されていました。またPBの具体例やイオンのPBの売上高の推移をもとに、今後さらにPBが伸びていくのとが予想されるとわかりやすく説明されていました。これからはPB間差別化やNBの戦略について研究していくそうです。

★質疑応答★
Q1.カニバリゼーションとはなんですか?
A1.PBを出すことにより、NBが売れなくなる。

Q2.イオンだけでなく、ほかの小売店のデータも知りたい。
A2.ほかにはセブンプレミアムも伸びています。

Q3.スライド12のグラフはどの世代対象か?
A3.1068サンプルで、15から35歳対象で、男女それぞれ50%。

Q4.調査の見通しあるのか?
A4.セグメンテーションする、顧客がなにを求めているのかヒアリングも行う。

Q5.SPAはPBに入るのか?
A5.検討中です。

★感想★
・スライドやしゃべるのが早かったです
・研究価値にPBとNBの両方を挙げていたので、どちらを研究したいのかわからなかったです
・PBのメリット、デメリットについてさまざまな視点から分析してあってよかったです
・見づらいグラフが拡大してあって、とても見やすかったです。

「行列マーケティング」名学大 リコピン

★発表内容★
 名古屋学院大学・teamリコピンさんの「行列マーケティング」では、行列を売り手にとって「広告になる」というメリットがあるものとし、行列ができる仕組みや消費者が並ぶ原因を探る研究を行う。今回の発表では、研究に至った動機、研究価値、今後の方針を示していただいた。
 研究に至った動機として、女性を対象としたアンケートに「行列嫌い」が84%とあるが、実際には行列が存在していることに疑問を抱いた事が挙がっている。
 この研究における研究価値は、消費者が行列に並ぶ原因を解明することにより、売り手がいかに行列をコントロール・マネジメントするべきであるかを明らかにすることができる、というものである。
 今後は、①そもそも行列とは何か②なぜ行列はできるのか③消費者はなぜ並ぶのか、という3点を明らかにすべく、学内アンケート調査、お店への聞き込み調査、社会心理学の文献の考証を行っていくとのことである。

★質疑応答★
Q.行列をコントロールする・マネジメントするというのはどういう意味ですか?
A.「コントロール」は行列がどのようにつくられているかをコントロールすることで、「マネジメント」はお店ごとに並び方が違うように、各店が行列を形成することです

Q.行列の定義について、「周りから見ても並んで待っていることがわかる状態」とありますが、「周り」とは何を指しますか?また、並ぶ人は何人から行列としますか?
A.「周り」とはお店の外を指します。一人でも並んでいたら行列です。

Q.行列の定義について、予約待ちで並んでいる場合や店が閉まっている状態での場合は含みますか?
A.今後検討します。

Q.「並ばない理由」のスライド中に「ディズニーなら許せるがそれ以外は嫌」という表記がありますが、「行列の例」のスライドでは「遊園地アトラクション」が挙げられています。遊園地は研究対象内ですか?
A.今後検討します。

★感想★
 テーマについて、面白い着眼点だと思います。研究の見通しがやや不透明に感じられますが、幅広く調査・研究をされるということで、どういった結論に至るのか楽しみです。

「どうしたら若者が海外旅行に行くか」愛大 TRAITツーリスト

㈱マクロミル「海外旅行に関する調査」によると、1992年をピークに、20~24歳の若者の出国率は年々低下している。そこでTRAITツーリストは、現代の若者がなぜ海外旅行へ行きたいと思わないのかを調査、研究をする。

若者が海外旅行をしない要因としては以下が挙げられる。
・お金がない
・先にもっと国内旅行がしたい
・時間がない
・言葉がわからないので不安  など
その中でもTRAITツーリストは、回答が多かった「お金がない」に注目する。
この解決案として、格安航空会社(LCC)の利用を勧める。

また、ある資料では、若者が海外旅行に行かない理由として以下を挙げている。
・価値があるのかわからない
・テレビやインターネットなどで旅行に行くまでもない
・国内旅行のほうが楽しめる
・休暇があったら、海外旅行に行くよりゆっくりしたい  など
そこで、TRAITツーリストは最も回答の多かった「価値があるのかわからない」に注目し、今後は若者たちに海外旅行の魅力を伝えるための研究をする。

★Q&A★
Q1 20~24歳の若者とあるが、働いている人も含めるのか?
A1 含めない。大学生、大学院生にターゲットを絞る。

Q2 「お金がない」とあるが、若者は何にお金を使っているか?
A2 調査中である。

「浄水器のマーケティング」愛工大 Chupa Chups

日本は、世界でも有数の水道水が飲める国である。水質管理を徹底し、安全な上水道管の整備を行ったため、日本の現在の水道普及率は97%に達する。しかし、2つの問題がある。1つは塩素殺菌を行っても、水中に残留するトリハロメタンがビタミン類を破壊する可能性があること。また、放射性物質による水質汚染が健康被害を引き起こすのではないかと懸念されていることである。
中間報告では、東日本大震災を機に注目が高まった浄水器市場を、SWOT分析を用いて現状を発表した。本研究では今後、どのようにしたら浄水器の普及率を上げることができるか研究していく。

Q SWOT分析で市場を拡大する方法を導き出せますか。
A 日本に比べ浄水器市場が発達している韓国メーカーと提携して委託販売するなどの方法を現在考えています。
Q 「自分たちで考え発表していきたい」とありますが「自分たちで」とは具体的にどのような考えをお持ちですか。
A 水を一定量接種することでダイエットに効果があるが、水道水のままで飲むと不純物が体に蓄積されかえってよくないという事例など様々な観点から独自に考えたいと思います。
Q 浄水器の設置割合はどのくらいですか。
A 40%程度です。

浄水器の現状について詳しく調べられており、浄水器の必要性を論理的に説明できていると思いましたが、今後の研究方針や仮説が少ないのではないかと感じました。

「なぜ人は東京ディズニーリゾートに何回もいくのか?」愛知大学 G-JAM

★中間発表内容★
愛知大学G-JAM2さんの発表では、私たちは東京ディズニーランド・ディズニーシーに何度も行くという身近な疑問点から、なぜ人々がそこへ何度も行くのかという研究内容を動機として展開。
研究対象を東京ディズニーランド・東京ディズニーシーに行った経験をもとにそこに自ら行く人たちをリピーターと位置づけ、先行研究をもとに業界研究を行う。
例えとして、飛行機の本質サービス・表層サービスを挙げ、これらの相乗を顧客満足度としてピラミッド型のグラフにまとめたものを紹介。
中間発表では、これらをまとめ東京ディズニーランド・東京ディズニーシーがリピーターを確保できる要因を探り、
これを自社戦略に生かすことができないかというところまで考証を重ねていく、という結びであった。

★質疑応答★
Q1.何度も行くというのはどういうことか、年間単位なのか人生でなのか。
A1.人生の中で2回以上いったことがある人を何度も行くと定義付けている。
2009年のデータでは約9割の人がリピーターであるという研究結果も報告されている。

Q2.サービスの一般化ができるのか、見通しは立っているのか。
A2.確定したこれ、というものはないが、本質サービスと表層サービスを基点に展開していく。

Q3.リピーターの定義は東京ディズニーランド・シーで違うのか。
A3.今のところは同じ定義で括っている。今後どうするのかは検討中。

Q4-1.本質サービスと表層サービスの定義が人がによって曖昧では?
A4-1.人それぞれ受け取り方というものがあるのでしっかりと考察したい。
Q4-2.では、属性のピラミッドはどうなるのか。
A4-2.リピーターの中の多くを想定して図を作っている。大事なのはリピーターの中で割合どう考える人が多いのかが大事であると考えている。

★感想★
自分もディズニーランドには特別なブランド力があると感じているのでそれについてはすごく興味がある。結論の導き方や、証拠となる物が出しづらい部分の発表になると思うので、今後が楽しみです。