口コミを用いた認知度の向上~ペットの防災ブック~@津村ゼミ

【研究テーマ】
トリプルメディアを用いた認知度の向上

【研究目的】
・通信販売会社 株式会社Dreame様との産学連携
・世界で一番地震が起きている日本で、大切な家族であるペットと災害時にどう避難すればいいのかを知ってもらいたい。
(東日本大震災では誤った情報がSNSで拡散されてしまったり、同行避難をしたもののペットに関するトラブルが多発)
・防災ブックである『いぬと、ねこと、わたしの防災 いっしょに逃げてもいいのかな?』の内容をより多くの人に知ってもらいた
い。

・トリプルメディア(アーンドメディア)を利用して認知度の向上を検討

【『いぬと、ねこと、わたしの防災 いっしょに逃げてもいいのかな?』について】
・ペットと同行避難について書かれている本である。
・これまでの文字が多く、堅苦しく、読みにくそうなペットの防災ブックと違い、絵が多く小さな子供でも読みやすい。
・災害時に「ペットはキャリーに入ってくれるのか」「何をもっていかなければならないのか」「避難所では一緒に過ごせるのか」
「アレルギーやペットを嫌がる人とのトラブルは?」など地震が多い日本でペットと暮らす飼い主のもしもに備える基礎知識がつ
まった一冊。

【トリプルメディアについて】
トリプルメディアとはデジタルマーケティング活動において、メディア戦略を考える際に様々なメディアを「ペイドメディア」「オウンドメディア」「アーンドメディア」の3種類に分類・整理したフレームワークのこと。
「ペイドメディア」
web広告やテレビ広告、新聞・雑誌広告などの支払いを必要とするメディア。
「オウンドメディア」
自社サイトやカタログ・パンフレット、セミナーなど自社で保有するメディア。
「アーンドメディア」
SNSや新聞記事、口コミなど消費者が起点となるメディア。
・従来は対面や電話での会話において家族や友人、知人など一定範囲内の対人関係で行われていたが、現在ではインターネット上
で行われるのが主流。
・検索性を持つことで企業のマーケティングが届かないところで製品を消費者に知ってもらえる。
・商品の良い点のみを掲載する広告と違い、良い点と悪い点どちらも掲載されているため信ぴょう性がある。

【既存研究で明らかにされている点】
・オウンドメディアやペイドメディアで情報を発信し評判になる→アーンドメディアでも取り上げられさらに評判になる→多くの関心
をオウンドメディアやペイドメディアに誘導できる。
・広告宣伝活動に熱心な対象企業262社のうちクロスメディア展開をした企業は67.9%に上る。
・効果測定の方法は自社ウェブサイトへのアクセス数である。

【仮説】
SNSを用いた口コミ(アーンド・メディア)を利用し、自社のウェブサイト(オウンドメディア)に誘導することで認知度が上がる

【仮説が導かれた理由】
・現在、対象商品の会社LEONIMALではオウンドメディアは充実しているがアーンドメディアは使われていない(口コミが0件)
・アーンドメディアを利用することで、オウンドメディアを知ってまラうきっかけになるのではと考えクロスメディアを利用すること
にする

【仮説の確証方法】
LEONIMALのウェブサイトへのアクセス数で効果測定
SNS(Twitter)を利用し口コミを乗せる
インフルエンサーに協力してもらう

【質疑応答】
Q1.この研究で何を明らかにしたいのか
A1.『いぬと、ねこと、わたしの防災 いっしょに逃げてもいいのかな?』という本がとてもいい本なので、売り上げを向上させるという目的もあるが、この本を1人でも多くの人に知ってもらいたい、認知度をあげたいという思いが強い。そのため、商品の認知度を上げる方法を明らかにするということが研究で一番明らかにしたいこと。

Q2.クロスメディアの説明をもう一度お願いします
A2.クロスメディアはトリプルメディアの中から複数のメディアを用いて広告すること

Q3.Twitterを主に活用して口コミを載せていくとのことですが、Twitterはデマなどで情報が恣意的に操作される危険性があると思
う。それを用いてビジネスを行っていくのはどうなのか?その点に関しどうお考えですか。
A3.現在危険性や炎上しやすいという点に関しては悩んでおり、検討中です。

Q4.検討中の具体案のスライドに掲載されているSNSの図について、どういう調査を行った上で各SNSサービスが今の座標にプロットさ
れているのかを教えてください。
A4.本日この図の引用元である論文が手元にないので、また調べておきます。

Q5.ターゲットは決まっていますか
A5.年代などは決めていない。ペットを飼っている人に知ってほしい

Q6.口コミは誰が書いているのかわからなかったり特典付きレビューがあるので、信ぴょう性はないと考えるのですがどうお考えです
か?
A6.確かに誰が書いているのかわからない点もあるが、口コミを商品を購入する際の判断指標の一つに使う人は多い。85%の人が口コミを参考にして商品やサービスの購入を検討しているというデータからも消費者にとっての信ぴょう性はあるのではないかと考えている。